あたらしい年もどんどん過ぎていきます。今年もどうぞよろしくお願いします。
1月18日第3日曜日は、天満ナチュラルマーケットです。ここからスタートさせてもらえて幸せです。またあたらしい気持ちで足圧をさせていただこうと思います。
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ある日、ママ友と映画の話になり、
「今週、テレビでする映画、娘と映画館で見たら、すごくよかったから、ぜひ見て」
と言われました。その映画は普段は見ないディズニー映画だったので、どうしようかなあと思いましたが、ぜひ!ということだったので、録画して見てみました。
実写とアニメが混ざった作品で、冒頭のアニメシーンで、最後まで見れないかも・・・と思いましたが、だんだん引き込まれていきました。
そしてクラシカルなボウルダンスシーンでは(美女と野獣のイメージだそう)涙がこぼれました。
それから三か月程の間、毎日その映画を見続けました。
どうしてそうなっているのか自分でも不思議でした。最初、病気の再発の恐怖から逃げているのかな?と思いました。
何度も見ているのに、大好きなダンスシーンを見ながら、泣いて、「あきらめないから・・・」と思っている自分がいて、なにをあきらめたくないんだろう?とわかりませんでした。
そしてふと、このかわいらしいラブコメディを見ながら、病気の不安でそこなわれてしまった自分自身をとりもどしていってるのだな・・・とおもいました。
ずっと、軽くすんでよかったね、ラッキーだったねと周りの人に言われ続けて、自分でもラッキーだったから、感謝しなくちゃいけないと思い込んでいて、そこにあった不安を閉じこめてしまって、よけいに苦しかったんだ。そう思ったら、自分の中で何かがとけていくようでした。
その映画のタイトルの邦題は「魔法にかけられて」でした。映画の持つすばらしい魔法でした。
ラブコメディってお話の基本だなあと思う。
幸せであることって全ての人の願いだと思うけど、
幸せになろう、幸せであろうって思いが人を生きさせて幸せにする原動力だとも思う。
少し前に、この言葉を友だちにおくってもらったときに自分のことを思いながら、ほんとうにそうだなあと、胸がいっぱいになりました。
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ナチュラルマーケットには時々えほんを持っていきます。
今度は、
「クマよ」 星野道夫さんのそこから風に吹かれるような心地の写真絵本
「太陽をかこう」 ブルーノ・ムナーリのステキな太陽と須賀敦子さんの訳文という贅沢なえほん
の二冊です。ご興味ある方は、ぱらぱらめくってみてくださいね。