2015年5月11日月曜日

5月17日天満ナチュラルマーケット そして あとから気がつく、名前のつかないこと

 
5月17日日曜日は天満ナチュラルマーケットにsokuatsu(足圧)参加させていただきます。
1年前の5月に初めてナチュラルマーケットに遊びに行って、
どこかで見てこられたんですか?とスタッフの方に声をかけてもらいました。
それから、自分が参加する側になっているのをそのとき全然知りませんでした。

 5月のイベントです。

15日金曜日 枚方鍵屋別館 bitter     10時から18時
17日日曜日 天満ナチュラルマーケット  11時から17時
23日日曜日 交野green stone       11時から16時
31日日曜日 京都 五条モール レンタルスペース8 12時から19時   

     *     *     *

 友だちという言葉は、長い間使ってよいものかよくわかりませんんでした。
あの人はわたしの友だち とおもっていても、相手はそうおもっていないかもしれないな、
という気持ちが、その言葉を使うことをためらわせました。

 小学生の時、学校の提出物の中に、仲のよい友達を書く欄がありました。
クラスの中で、わたしはYちゃんがとても好きでした。
いつもお母さんのお手製の花模様のワンピースを着て、運動も勉強もできて、字もきれいで、
ピアノをひく、かわいい女の子でした。Yちゃんはいつも近所の幼なじみのUちゃんといましたが、
そのあいまにわたしとも遊んでいました。
わたしは、その欄にYちゃんの名前を書きたいとおもいました。でも、Yちゃんは、Uちゃんの名前を書くに違いないから、やめておこうと、別の子の名前を書きました。あとから、Yちゃんが、
友だちのところにあなたの名前をかいたよ、わたしの名前を書かなかったの?
と言ったとき、いろんな気持ちを言葉にできなくて、
うん、書かなかった、
としか言えなかったのを覚えています。

 エッセイストの山本ふみこさんの友だちのことを書いたものを読んで、ひととひとのつながり
をおもいました。それは、

 友達とふたり、向かい合って静かにものを食べていたとき、ふと、ほんとうにふと、友達というのは、いつの間にかなっているものだというふうに思った。
・・・・
 ただ自然に、誠実に相手の前に立っていればよかった。ひととの関係に名前をつけたりせずに。

                 「おとな時間のつくりかた」 山本ふみこ PHP

という文章でした。友だちという言葉がわたしの中で腑に落ちた瞬間でした。
 
 あるとき、
誰かとつながりたいとおもうのは、だめなのかな?
と言ったら、
それは、あとから、つながっているってわかるもので、つながろうとするのは、ちがうよ。
と言われて、はっとしたことがありました。

そう言ってくれたひとを わたしは、友だちとおもっています。

 


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