2015年4月6日月曜日

4月11日土曜日Cafe gallery phteahさんでsokuatsuの日 そして珈琲にこめられたもの

今週の土曜日4月11日は、池田のCafe gallery phteah さんで、12:00~18:00 sokuatsu(足圧)の日です。
Punchi Lamai展の期間中に スリランカプロジェクトのためのチャリティ足圧です。
近所に ieさんや、すてきなお店も色々ある場所で、お散歩にぴったりのところです。

     *     *     *

 人と人とのかかわりは、ときにこんがらがったり、きれそうになったり、不器用なわたしは、途方にくれることが、しばしばです。

その日、ちょっとした出来事に気持ちが波うって、どうしたらよいのかわからない気持ちのまま、お店のカウンターに座りました。
珈琲をたのんでから、待つ間、どうしようもなくこみあげてきて、はこばれた珈琲をのみながら、涙を流してしまいました。
店主さんは、静かにティッシュをさしだしてくれて、
大丈夫、元気になれますよ
と 見送ってくださいました。

それから時間がながれて、雨の夕暮れどきに、お店に行くことができました。
そのとき何組かいらしたお客さんは、みな本を読んでらして、わたしも珈琲をたのんでから
本を読んでいました。
お待たせしました、と珈琲をカウンターに置いてくださった手が、とてもやさしくて、
ああ、いつもこんなにやさしい手でコーヒーカップを置いてくださっていたのだな・・・
とおもいました。

帰りぎわに、
この前はあんな風になってしまってすみません。
気持ちの整理に時間がかかって、なかなかお店に来る勇気がでなくて・・・
まだ、すっきりできてないんですけど、決めたことをわたしなりにやってみようとおもっています。
これから、きれてしまったようにおもえる糸を
またあたらしく紡いでいけるのか、きれてしまったままなのか、今のわたしには、わからないのですけれど、きっと、時間がおしえてくれるとおもいます。
といったわたしに、店主さんは、
ええ、いらしたときに、沈んではるのわかっちゃいました・・・
ゆっくり元気になってください。
と、見送ってくださいました。

ああ、わたしを見て、言葉ではなくて、やさしい気持ちをそっと珈琲にこめてくださったんだ。だからいつもにもまして、コーヒーカップを置く手に、じーんとしたんだな・・・
とわかりました。

そして、お店をでて、まばらな人通りの商店街を歩きながら、また涙を流してしまいました。

友だちとは違う、ときおりお店で、つまりお仕事で、顔を見るだけの店主さんですが、
そんなふうに、人と人として接してくださることが、とても幸せに感じた時間でした。

 少し前、離れて暮らしていて中々会えないお友だちが、ハンバーガーのお店のおみくじを見せてくれました。

You'll see.

とあって、
そのうちわかるよ。
みたいなニュアンスでしょうか。

今どうなるのかわからないで、きつかったり、もやもやしていたりすることも
時間の助けをかりて きっとわかるよ。
という、メッセージをもらった気がして、うれしくなりました。

 学生時代からの友だちに
年を重ねるって、失うものや、そこなわれるものがどんどんふえていくような気がして、時々やりきれない気持ちになったりするね・・・
と言ったら、
ぼくなんか、一年中やりきれないから、大丈夫、大丈夫!
と言葉をかえしてくれました。
わたしは、その言葉で、おいおい泣いて、そして、笑ってしまいました。

あたたかいものを たくさんうけとった日々でした。

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